まもなく受付終了:今すぐやること

練馬区は2026年10月27日更新の補助金ページで、令和8年度の補助金について「まもなく受付を終了する見込み」と告知しています。今年度はすでに一度、予算額に達して9月16日〜10月12日に受付を止めています。区の補助は設置が終わってから申請し、不備のない申請から到着順に受け付けます。急ぐべき人と、やることは次のとおりです。

状況別:練馬区の8万円に間に合わせるためにやること
いまの状況やること期限の考え方
設置が終わっていて、まだ区に申請していない業者から設置完了証明書(第2号様式)を受け取り、書類をそろえて電子申請・郵送で出す最優先。予算がなくなった時点で受付が終わるため、できるだけ早く届くように
工事の日程が決まっている完了証明書をすぐ出してもらえるよう業者に頼み、写真・登記事項証明書を先に用意する工事が終わるまでに区の受付が終わる可能性がある
これから見積・契約する区の8万円は見込まずに資金計画を立てる。都の助成(事前申込が先)を軸にする都の助成は契約前の事前申込が条件

練馬区で使える補助:都+区+国の三層表

練馬区の住宅に太陽光や蓄電池を付けるときに使える補助を、国・東京都・練馬区の3つに分けて並べました。太陽光は都と区の両方、蓄電池は都だけが対象です。

練馬区で太陽光・蓄電池に使える補助(令和8年度)
実施主体太陽光蓄電池状況(2026/10/28)
国住宅用太陽光だけを対象にした国の補助は確認できずDR補助金は終了。みらいエコ住宅2026事業は断熱改修とセットの場合のみ9.6万円/戸DR補助金は2026年5月29日に公募終了(今は使えない)
東京都既存住宅12万〜15万円/kW、新築10万〜12万円/kW新設10万円/kWh(上限120万円。DR実証に参加すると上限なし+10万円)受付中(契約前の事前申込が必要)
練馬区定額8万円(既存住宅のみ)対象外受付中。予算がなくなり次第終了(区は「まもなく受付終了の見込み」と告知)

都の助成の詳しい条件は東京都の太陽光補助金(令和8年度)と東京都 蓄電池の補助金(令和8年度)にまとめています。

練馬区の補助の中身

練馬区の制度は「練馬区カーボンニュートラル化設備設置補助金」です。既存住宅に省エネ・再エネ設備を付ける費用の一部を補助します。太陽光は容量にかかわらず定額です。

令和8年度 練馬区カーボンニュートラル化設備設置補助金(個人向けの主な設備)
設備補助額区内業者による違い
太陽光発電設備定額8万円なし
エネファーム定額5万円なし
エコキュート定額3万円なし
高断熱窓・ドア補助対象経費の1/6区内業者は上限20万円、区外業者は上限12万円
蓄電池対象外—
申請の期間と方法
項目内容
対象になる設置完了日2026年4月1日〜2027年3月31日
申請期間2026年4月15日〜2027年3月31日必着。予算がなくなり次第終了
申請のタイミング設置が完了してから(事前の申込はない)
受付の順番書類に不足・不備がない申請を到着順に受付
申請方法郵送・窓口持参、または電子申請(電子申請は本人のみ。委任する場合は不可)
太陽光の要件JETまたはIECEE-PV-FCSのモジュール認証、未使用品(中古・リースは対象外)、施工業者が設置

4kW+7kWhの場合の目安

既存の戸建てに4kWの太陽光と7kWhの蓄電池を同時に付け、DR実証には参加しない場合で計算しました。

練馬区・既存戸建てに4kW+7kWhを付ける場合(令和8年度単価で試算)
実施主体太陽光4kW蓄電池7kWh合計
東京都48万円(12万円×4kW)70万円(10万円×7kWh)118万円
練馬区8万円(定額)0円(対象外)8万円
国—0円(DR補助金は終了)0円
合計56万円70万円126万円

※都の助成は、都の助成額と国・区市町村の補助額の合計が助成対象経費(税抜の機器費+工事費)を超えない範囲で出ます。太陽光の見積が56万円未満なら、合計は見積の金額までになります。区の受付が終わっていれば、区の8万円はなくなります。

区内業者の条件

太陽光発電設備には、区内業者の条件はありません。区のパンフレットのQ&Aでは「施工業者が練馬区外でも補助対象となります」とされています。

区内業者かどうかで変わるのは高断熱窓・ドアの上限だけです。区内業者は「練馬区内に事業所・店舗・営業所などを有する施工業者」で、設置完了証明書・見積書・領収書のいずれかに記載された住所が練馬区内であることが必要です。窓の断熱改修も一緒にするなら、区内業者に頼むと上限が20万円になります(区外業者は12万円)。

区と都、どちらを先に申請する?

最初にやるのは都の事前申込です。都は契約前の申込が必要ですが、練馬区は設置が終わってから申請します。都の手引きでは、区市町村の補助を受け取ってから都に交付申請兼実績報告を出すよう案内されています。

  1. 都の事前申込(太陽光・蓄電池それぞれ)
  2. 業者と契約
  3. 工事・支払い(振込などの記録が残る方法)
  4. 区に交付申請(設置完了後。区の受付が続いている場合)
  5. 区の補助の受け取り
  6. 都の交付申請兼実績報告(事前申込から1年以内)

区の手続きを待つあいだも、都の期限(事前申込から1年以内、延長不可)は進みます。区の審査が長引きそうなときは、都の期限を優先して区に状況を問い合わせましょう。

対象になる人・ならない人

練馬区の補助の対象になるかの目安(個人)
ケース区の補助ポイント
区内に住民登録があり、自分が住む持ち家に載せる対象費用を自分で支払っていること
建て替えた・新築した家に載せる原則対象外設置完了日が登記の新築年月日から1年以上たっていれば対象
リース・0円ソーラーで載せる対象外中古品・リース機器は対象外(要綱)
令和3年度以降に区の補助で太陽光を付けた対象外同じ種類の設備は1回まで
住民税を滞納している対象外—
自分で取り付けた(DIY)対象外施工業者が設置したものに限る

二世帯住宅で同じ設備を世帯ごとに付けた場合は、建物の登記と領収書が別なら、世帯ごとに申請できます。

申請の流れと落とし穴

  1. 1

    区の受付状況を確かめる

    区のページで、受付中か、終了の告知が出ていないかを確認します。

    落とし穴 区の補助は設置後の申請です。契約の時点で受付中でも、工事が終わるころには終わっていることがあります。

  2. 2

    見積を取り、都の事前申込

    容量のわかる見積をもらい、クール・ネット東京の電子申請で事前申込をします。

    落とし穴 都の事前申込より前に結んだ契約は、原則として都の助成の対象外です。

  3. 3

    契約

    都の事前申込の受付日以降(同日可)に、購入の契約を結びます。

    落とし穴 リース契約にすると、区の補助は対象外です。

  4. 4

    工事・支払い

    施工業者に設置してもらい、代金を支払います。業者から設置完了証明書(区の第2号様式)をもらいます。

    落とし穴 都の助成は現金の手渡しが対象外です。振込・ローン・クレジットカードで支払います。

  5. 5

    区に交付申請

    交付申請書兼請求書、設置完了証明書、建物の全部事項証明書、写真・配置図などをそろえ、郵送・持参・電子申請で出します。

    落とし穴 不足・不備のない申請から到着順に受付されます。窓口に持参しても、その場で書類の確認はされません。

  6. 6

    都の交付申請兼実績報告

    区の補助を受け取ったら、都に交付申請兼実績報告を出します。

    落とし穴 都の期限は事前申込から1年以内(最終2029年3月30日)で、延長はできません。

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